タイトル通り持ってるペンのレビューをします。随時更新で(たぶん)
重さはパッと測れないんで長さと体感の重さ、回し心地と各ペンにまつわるエピソードを書きます
作った順で
①Ivan mod 吾流(Iven mod)
旧:
長さ:20.8cm
重さ感:重め
回し心地:やわらかいがかなり重みを感じる
↓
新:
長さ:20.2cm
重さ感:やや軽め
回し心地:やわらかくスルスル回る
初めに作った改造ペン。…を、少し改変したもの。(改変時期は最近)
確かKayさんがだいぶ前に技解説で使っていたのに憧れて作った。たしかKayさんが使ってたのはバスターCYLだったんですけどニアピンならいいだろ多分
作って三年間これ一本槍で貫き、これが壊れてモチベを失い三年ぐらい永遠に後述のクソペンでZCCする日々を送っていました
今年に入ってチップをひっくり返して補強でビニテを巻いて今の姿に。ペン立てがしたかったんや…
↓
最近(2020年9月末)さらに仕様を変更。両端にグリップを足した・・・が、重すぎたのでチップをエアフィからOPTに換装。以前までのゆったり回る重ペンから軽々回る中量級に変貌した。構造的にはえさやいばんと本家Ivanの合いの子の亜流といったところか。
↓
さらに微改修。ビニテがぐにゃっとなって鬱陶しかったので剥がしてドクグリプレイボーダーのグリップを代わりに付けました。グリップじゃない軸部分がめちゃ短くなってしまったが気に入ってはいます
製法が別の記事にあります
②G-500→シルクハットG-500→G-五脈
旧:
長さ:19.5cm
重さ感:軽い(とても)
回し心地:芯が硬い感じ
↓
新:
長さ:20.2cm
重さ感:割と軽め(G-3の平均くらい?)
回し心地:芯が硬い感じ
二番目にして初非対称・初軽ペン。軽すぎて初期は全然扱えんでした。それでも回してたらなんやかんやあってキャップが割れて死蔵。
そして今年7月末にリフィル戻してキャップ替えてグリップもつけてシルクハットに生まれ変わる。紳士的。しかも重さup。重心は前寄り。
さらに同年9月末に大幅に改修。重ささらにup。さすがにもうG-500じぇねぇなと安直に改名。相変わらず重心はやや前より。
先端のチップを外すと書けるし後部にもグリップがついたので動きの幅が広がった。たぶん。インクが漏れやすいらしいので気をつけようね
③ネクタリオス(Nectalios)
長さ:20.8cm
重さ感:中~軽量
回し心地:やわらかくやたら軽い
三本目に作った対象ペンにして現在(08/02/20)の最愛ペン。
回した途端"なくなる"レベルで軽くなるし指に吸い付く。思い通りに動きすぎる。絶対KT系の回し心地じゃねぇ。僕がこれの一部になりつつあるのかもしれヌヌヌヌヌ
正直KT系が欲しかったのとTUv4さんへの憧れとで作った。たぶん全然KTと違うしリスペクトとはいえ同じ配色ってどうなんだ。灰シグノと白ビニテ入手したらそういう色にします
④AiMo KT(AiMo KT mod)
長さ:17.6cm
重さ感:中くらい
回し心地:やや硬く重く感じる
家にやたらGスぺがあったので作った。結局これってKT系に属するのかわからんね。
Twitterで「AiMo KTつくりまーシュ」って連呼してたらご本人からフォローされて心臓を一つ失いました。しかもちょっと作り方間違えてたっぽい(グリップの押し込み具合)。
これまた少し前にチップを逆向きにする改造を施したらやたら短く芯の詰まった回し心地になった。コロコロして可愛いし筆箱に入るので持ち運び用改造ペンとしてはかなりいいかも。チップをグリップが覆うやさし構造も変わってないし。
⑤戦筆
長さ:22.4cm
重さ感:明確に重い
回し心地:重量に反して軽め
パワー。絶叫しながら作りました。太いからか重さより”ぐりぐり感"が勝ってる。
切り返すとその途端ゴッと重くなる。総合的な回し心地は実はIvanより軽く感じたりする。なぜだ…。
ちなみに切り方ミスってたのか灰色グリップ側の軸の切り口は傾いてます
20年11月に軸が長すぎたりキャップが小さすぎたりしたので軸だけ新調。短くするつもりが長さは変わりませんでした(面倒だから軸を切りなおす気もないです)結果的にエニボを軸両端に足して中央のビニテをグリップに変え、ENO製から純正に軸を変えただけにとどまりました。ちょっと締まった回し心地になった
⑥tetoraG-3
長さ:20.2cm
重さ感:中量級
回し心地:硬く、遠心力強め
「重くて作りやすいG-3」って言ったら挙がったので作ったペン。配色に拘ったらキャップ側がロイコクロリディウムみたいになった。
※ロイコクロリディウム:カタツムリに寄生する寄生虫。検索は自己責任で。
速い話が完全に対称ペンの回し心地です。G-3特有の固さを除けば。キャップ側もグリップあるしめっちゃいい。お気に入り。対称ユーザーで形だけでも非対称持ちたい方いたらお勧めです。
⑦Dr.KT(ドクグリ KT →セラゲルKT(fukrou仕様?))
長さ:20.2cm
重さ感:中~重量
回し心地:ややずっしり、やや硬め
いわゆる「普通のKT」が作りたくて作った。めっちゃ良い。
初めに手に取ったときはivanとそう変わらないレベルに感じたけど手になじむと軽々。
朝方にTwitterで「KT重ぇ~w軽々回す奴の気が知れんわww」って言ってたけどごめん。軽々回るわこれ。とはいえ軸の細さからネクタリオスよりは重く感じる。
なんとなく0+ the finalのYILMAZさんとかのイメージからかグチャグチャに回したくなる。
↓
なんだかんだグチャグチャに回してると指がつらくなってくるので手当たり次第に軸を換装しているので日ごとに軸が変わる。今んところプレカラのクリップのあるほうのキャップだけを外した軸がお気に入り
↓12/29/20時点
CVでKTを使う機会があり、いよいよ重すぎて限界になった。
なのでグリップをドクグリのものからセイラーゲルグリップ+エニボ後端3ブロックに換装。格段に扱いやすくなりました
重いは重いけど。
⑧kAtts Bullet mod
長さ:23.3cm
重さ感:極めて重い
回し心地:重い、太い、長い、硬い
暴力そのもの。重すぎ。
バレット系を手にした人がこぞって語る「これに慣れちゃったらヤバイ」「戻れなくなる」と言っていたのを完全に理解できる。やばすぎ
とにかく長いし重いし太い。そして軸が固い。
以前誰だかに「長いっすね」と言われた、長めに作った戦筆よりさらに長い。太さはたぶんあまり変わらない。
実は作り方を間違えてます。間違えてペン先とペン尻を接合してます。やっちまった。
余談ですが、これに近い回し心地のものを触ったことがあるな…なんだろ…と記憶を探ったんですが
クイックルワイパーの柄(画像下)でした。ねじ式で柄を分解できるやつの一節。
マジで感覚的に変わらない。(重心は偏りまくり)
⑨暮烏(くれがらす)
長さ:22.2cm
重さ感:重め(本家Ivanと大差ない)
回し心地:少しふわふわする、やや滑る
ダイソー産の謎の筆ペンベースの自作。やや滑る特殊な軸質だが、回してるとなんとなく質が変わってる気がする。育つのが楽しみやで
長さもあって割と重い回し心地だが、遠心力が強すぎるわけではないので複雑技やインフィも可能。だと思う。そのうち作り方載せるので手に取ってみてください。ダイソー産のペン以外はどこでも見かけるやつなので。お値段は¥2200(税別)
⑩ヒラグリmod
長さ:19.5cm
重さ感:中~軽量
回し心地:少しふわふわしている
Hiragiさん設計のカコグリ軸対称ペン。ヘデラのラバー感ってこんなに薄いんだ・・・
エアフィチップを使用してる割に重さは感じない。むしろ軽めに感じる。ラバー軸の魔力。これも軸が育つのが楽しみ
よくよく考えたら軸、キャップ、グリップすべて豊富なカラバリがあるファッショナブルなペン。真っ黒でもかっこいいけどね
⑪黛鳶(Kagami DC)
長さ:20.9m
重さ感:軽量
回し心地:かなりふわふわ
もともと興味があった上にVega Gelが手に入ったのでつくりました。見た目対称で構造で対称な部分ほぼないってなんか混血感あって惹かれません!?(グリップとチップ以外のパーツは根こそぎ非対称なのです)
回し心地はなんか心地よく軽い。遠心力は感じるけどふわふわ。KT軸がなんとなく不得意だったんですがこれくらいの軽さならよいかもしれん
余談ですが僕がTwitterでこいつのことをひらがなで「まゆずみとんび」と呼んでるのはこうでもしないとTwitterで「黛鳶」を検索したら僕のツイートばっかになりそうだからです。実際もうなってる。ごめん
⑫R.S.V.P. MX (RzDz)
長さ:18.9m
重さ感:存外重たく感じるが遠心力がない
回し心地:軸は固く、癖が強い
Misc:インク軸反転無し、ペン尻が隠れるまでキャップ押し込み
初VPです。
なんとなくayaNoさんへのあこがれが根底にあるのかインサなしRzDzを買いました
初めは「これクリップカット要るか???インク軸反転もいらなくない???」と思ってましたがクリップはマジで邪魔でした。レフィルは反転しなくていい。
何より驚いたのが、レフィル未反転=ペン先側に筆記機構の金属部分+HGGのチップなのにまだ後ろ重心であること。なぜ金属のない側に偏る・・・?キャップごつすぎるんかこれ?レフィル反転しちゃったらかなりやばいことになるのでは。
最後にペン先について。おそらく純正?のHGGチップだとVPのペン先にミラクルフィットしてなかなか外れなくなります。?がついてるのは、初め「レフィル反転で重心が後ろよりになるならそれ省いたら前よりになるよな…キャップにもうひとつHGGチップ入れるか」と思ってENO製のも別個で購入→本家と混ざってどっちがどっちかわからなくなりました。ENO製もHGGのペン先のネジにはまるんだもんそんなのありかよ
さらに余談ですがねじって外れるのはペン先じゃなくてペン尻です。知らずにペン先をぎゅりぎゅり回したのは俺だけではないはず
⑫鴫 (YSKT)
長さ:22.5m
重さ感:軽い
回し心地:ふわふわだが遠心力がしっかりしてる
黛鳶を参考に、「安く簡単に作れる初心者向け改造ペン」を目指して設計したはずだったのだが、22cm超なのに軽い、制作にパイプカッター必須と初心者向けではないピーキーなスペックになった。でも長さゆえの遠心力で最低限大技もできるし、軽いから制御も効くよ
名前の読みは「シギ」です。黛鳶参考なので鳥の名前にしたいね→シグノKTベースだし語感が近いシギでいいや の流れで決定しました。「YSKT」は「Yohmyak Signo KT」の略。どう呼んでもいいと思うけど「Yohmyak DC」だと暮烏と被るのであれかも
別記事に製法載せるので作ってみてね
以下自作のクソペン
い D.S.M.P.-75α(新:画像の縦の方 旧:画像の横の方)
長さ:旧-21.4cm, 新-22cm
重さ感:少し軽め
回し心地:あらぬ方向へ飛んでいく
改造知識、材料を用意する行動力、倫理観のすべてがないペン。しかも二本ある。
重心はほぼ真ん中のはずなのだがタイバクすると手の甲に立つなど反抗的な回し心地。こいつがしゃべるとするなら確実に「コロ…シテ…」って言ってると思う。でも分解すると全パーツが還ってきます。安心したね。
2本とも分解しました。
ろ 三原色スペシャル
長さ:22.8cm
重さ感:軽め
回し心地:硬め、なんかサラッとしてる
たまたま家にあった謎の赤ペンにスパチのキャップがはまって軸が出来たのでなんやかんやあって作ったペン。クソ枠だが回しにくくはない。長細いのが玉にキズ。
実はIvanを失ったあとにペン回しに復帰するきっかけを作ったのがこのペンの軸だったり。この軸の両端にIvanのグリップ/チップをつけたやつを久々に回してみたら楽しいやんけとなって復帰したんですよね。思い出深いが色がヤバすぎるので隠居させました。俺は中~重量級が好き。
は G-3Flex/G-3 Flex ST
長さ:21.9cm
重さ感:重め
回し心地:硬い
いつぞやにG-3のペン先にスパチのキャップをつけてるペンを見かけたので、頭の中にあった「重いパーツを軸延長して中心から遠くにおけば逆側が軽くとも重心が真ん中になるんちゃうか」の設計思想と悪魔合体して爆誕したもの。
狙い通りではあるけど回しにくい。あと先端にはシャーペンOPTのチップ、後端にはボールペンドクグリGスペのチップを使ったんですが、結局後端が軽かったのでG-3のレフィルを反転してます。バカすぎる。
同じものをスパチ軸に付けたのがG-3 Flex STです。そっちのほうが回しやすいけどそんなことにスパチを使いたくなかった。厳密にはレフィルをペン尻からはみ出せせるためにペン先に適当なボールペンのばね入れてるけどな
以上、現時点で16本でした。また新しいのを入手し次第加筆します、たぶん。参考になってくれたら書いた意義がありました。ならなくても自慢がしたかってので満足。
更新履歴
・9/6、⑦と⑧を追記。
・9/30、⑨と⑩を追記/①と②を改修に伴って改稿
・いつか、⑪追加、⑦追記
・12/29、⑫、⑬、"は"追加、⑦改稿