材料はポピュラーな現行品のみ、お値段税込3ケタ円、長い、重い、カラバリそれなり、ダサいと5拍子揃った非対称ペンができたので製法を記しておきます。
↑これです。名前は「VANPlaySigno」。Kayさん開発のPlaySignoをベースに鈍器にしました。
性能
・長さ : 21cm(露出したチップ部含む)
・重さ : 20g強
・その他 : 重心がキャップ側に寄りやすく、指への負担は大きめです
構造概略
だいたいこんなかんじです。
材料
・シグノx3(軸x1,チップx3,グリップx3)
・シグノ太字x1(チップx1,グリップx1)
・プレイカラー2 or プレイカラーKx1 (クリップのない方のキャップ)
・フリクションカラーズx1 (キャップ)
個人的には、淡色のプレイカラーKを使うのをお勧めします
製法詳細
1.シグノ①のインク軸とペン尻を取り、チップを戻す
-軸にDr.GRIP系の鉄心を入れて振るとペン尻が取れる
2.軸後端の細くなっている部分にテープを軽く巻き、そこにプレイカラーのキャップ(クリップのない方)をつける。インサートはこのタイミングで入れる。
-シグノ軸とプレカラキャップにまたがる様にインサートを入れてやるといいと思います
3.シグノ②のチップをシグノ①のチップの先に、テープで固定する。
4.シグノ太字のグリップを端から0.9cm切り出し、 シグノ①に被せる。
5.シグノ②のグリップを外し、シグノ①の先に丸ごと被せる。
-シグノ①のグリップの先端2ブロック分被せるといい感じの重心になります。
-被せたグリップの根元に太字グリップが来るようにしましょう。
-先端がベコベコします。適当なグリップの切れ端を詰めてください。
6.フリクションカラーズのキャップに、シグノ太字とシグノ③のチップを入れ、残りのシグノ太字のグリップを"断面がキャップの奥側を向くように"入れる。
-断面のほうがグリップの厚みがあるはずです。厚い側をキャップの奥に向けます
-フリクションキャップ内部のプラスチックパーツは取りません
7.先ほどのキャップの外側に、シグノ③のグリップを丸ごと被せる。半分に切ってから被せてもよい
-キャップの「I」の字が隠れるぐらいまで被せるといい感じの重心になります
8.プレカラキャップの後端に 7. のキャップを接合して完成。良い重心になるまでグリップの位置を調整してください
余談
・重さ感的には大体のG-3より遥かに重いです。カコグリ軸BTと同じぐらい重い
・おそらくシグノ+ハイテックチップのほうが重さ的には丁度良いかも。
・21/12/3 だいぶ前に仕様変えてたので更新。このペンの名前をTwitterで連呼してたらシャドウBAN喰らったので 'V'ANPlaySignoに改名しました