こんにちは、葉脈です。
以前に軌道について考えた際に一人で気づいて一人で提唱していたあるコトについて今回お話しします。
ざっくりその概要を話しましょう。「2軸と5軸のバクアラって、シメトリカルとリバース考えたら8種類ありません?」って話しです。
導入終わり。解説はじめまス。
・目次
1.概要
2.既存技への当てはめ
2-1.バックアラウンド
2-2.Kagamiバックアラウンド
2-3.NGO
2-4."第四の"バックアラウンド
3.「新説シメトリカル概論」との関連
3-1.1面反転
3-2.2面反転
3-3.3面反転
4.3軸と4軸のハナシ
5.まとめ
6.余談
1.概要
「2-バックアラウンドと5-(シメトリカル)バックアラウンドは、手を横から見た時だけでなく、手を甲側から見た際にも斜めに回っている。それゆえ、2種類の視点でそれぞれ反転できるので、横視点の2種×上視点の2種×ノーマル/リバースで8種類のバックアラウンドが存在する。」
…何言ってるかわかりますか?僕はこの文章だけでは理解できる気はしません。図を交えたらどうにかなる気がしますので図を交えて詳解していきましょう。
従来のバックアラウンドの捉え方は恐らくこうです。(図1)
私が提唱する新しいバックアラウンドの捉え方はこうです。(図2)
このように軌道が傾いているため、それぞれを鏡写しに反転させることができます。(図3)
この4種の軌道×ノーマル/リバースで8種類のバックアラウンドが存在しているのです。
以下、この「上図」での傾きは「水平方向の傾き」、「横図」での傾きは「鉛直方向の傾き」と呼びます。
2.既存技への適用
バックアラウンドに類似の軌道の既存技として、「バックアラウンド」「Kagamiバックアラウンド」「NGO」の三つを取り上げます
2-1.バックアラウンド
ご覧のように傾いた軌道を通っています。なので
このような軌道だと言えます。
2-2.Kagamiバックアラウンド
横からの図はややわかりづらいですが、Kagamiバックアラウンドは下図の軌道を描いてるといえるでしょう。
つまり、Kagamiバックアラウンドは「鉛直方向の傾きを反転させたバックアラウンド」と言えるでしょう。
2-3.NGO
できれば本家NGOと同様に2軸での回転を撮影したかったのですが、うまく行かなかったので2軸に巻き付ける前の5軸での回転を撮影しました。
横から見た図が小指側からの視点なので混乱しそうになりますが、このような軌道だと言えます。
つまりNGOは「水平方向の傾きを反転させたバックアラウンド」ということです。
2-4."第四の"バックアラウンド
ここまでの応用で、「水平方向の傾き、鉛直方向の傾き共に反転させたバックアラウンド」が実在し得ることが察せられるでしょう。あえて名づけるならば「KagamiNGO」になるんですかね。かがみんご
それがこれです。
切り出しの画像を見てわかる通り、このような軌道を通ります。
はい。そこまで革新的な動きではないですね。
3.「新説シメトリカル概論」との関連
先ほどから言っている「反転」はDrowsy氏のシメトリカル概論とどう対応しているのでしょうか?
この章ではそちらとの照らし合わせを行います。なのでこの章を読むより先にDrowsy氏の「新説シメトリカル概論」に目を通すことをお勧めします。
さて、シメトリカル概論の中で"従来の"バックアラウンドがどう変化していくかを振り返りましょう。
・1面反転(ミラード反転)・・・シャドウ12-23
・2面反転’(パームバック反転)・・・バクリバの回転面を変えたやつ
・3面反転(アップダウン反転)・・・Kagamiバクアラ
となっていました。しかしここでいうシャドウ12-23はおおよそ「2-シメトリカルバックアラウンド」と見て構わないと私は考えています
それでは真実のバックアラウンドに対して脳異動を適用していきましょう。
(脳異動の説明については省略します)
3-1.1面反転
そう、1面反転のバックアラウンド(ミラードバックアラウンド)は所謂NGO軌道のアラウンドになるのです。これは水平方向の軌道の傾きの有無からくる差です。
3-2.2面反転
簡単のために横から見た手の角度を変えてしまいましたが、軌道としてはKagamiバックアラウンドのものになります。しかし回転の方向の関係で実際はKagamiバクアラリバースになります。
「回転面の違うバクリバ」とはこのKagamiバクリバのことだったのです。
ちなみに上から見た図はこういう理由で変化しません。
3-3.3面反転
今度は上から見た図の角度を変えたので見づらいですが、"第四の"バックアラウンドの軌道です。こちらも水平方向の軌道の傾きの有無からくる差です。
まとめましょう。
・1面反転(ミラード反転)・・・シャドウ12-23→NGO
・2面反転’(パームバック反転)・・・バクリバの回転面を変えたやつ
・3面反転(アップダウン反転)・・・Kagamiバクアラ→"第四の"バックアラウンド
水平方向の傾きの有無で、これほど変化が生まれるのです。
4.3軸と4軸のハナシ
ここまではあまり明言していませんでしたが、3軸、4軸のバックアラウンドには殆ど適用されません。
このように、3,4軸のバックアラウンドは冒頭で紹介した「従来の軌道の捉え方」の軌道を通って回っているのです。
上図のように、3軸や4軸は手の構造上左右の指を完全に除けることができないので2,5軸のように水平方向に傾けることができないのです。それゆえに水平方向の傾きはほぼ無しで回るしかないのです。
とはいえやろうと思えば3,4軸でも傾けた軌道のバックアラウンドはできます。その方法は
これです。ただし先端で回すのは何気に難しく、傾きが弱いのは外見的変化が乏しいので「”一応”できる」という程度の認識でよいでしょう。
ともかく、2,5軸では周囲に空間が多いので水平方向の傾きをとれるのです。
5.まとめ
「バックアラウンドは水平方向にも傾いている」という概念の導入により、また異なったシメトリカルバックアラウンドを発見することができました。
「NGO」がミラードバックアラウンドで、「Kagamiバクアラ」は2面シメトリカルバックアラウンドリバースだったのです。
しかしこの記事は「従来のバックアラウンドの捉え方は間違っている」ということを主張する目的でなく、「特殊な場合のバックアラウンドだとこうなるのではないか」というある意味「新技」のようなものを見つけたという提言を目的としたものです。
自分が何言ってんのかわかんなくなってきました!!!!!
とりあえず「こうじゃない?????」と考えたんですけどどうなんですか!?!?!?って言ってるだけです!!!!!Drowsyさんは間違ってないし俺も正しくないかもしれねぇ!!!!!わかんねぇ!!!!!
この論についての突っ込みなどお待ちしています。twitterでメンションして呟いたりこの記事にコメントしてくれれば多分反応します。多分
唐突に始まったので、この記事はここで唐突に終わります。
6.余談
所謂「脳異動の3面反転」について、「アップダウン反転」と今は仮に呼ばれてますけどあれって指先と指の根本が入れ替わるわけだから「トップボトム反転」、「チップルート反転」でいい気がするんですよね。どうすか?この辺はどうでもいいかも。